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シン・ 大阪市立東洋陶磁美術館

リニューアルオープン
1982年に開館し、すでに40年以上を経た大阪市立東洋陶磁美術館。このたび約2年間の改修工事を終え、リニューアルオープンします。周辺環境をはじめとした時代の変化を踏まえ、今回の改修では、より多くの市民や利用者の皆様に親しまれ、さまざまな人々とつながる美術館に生まれ変わることを目指し、エントランスホールの増改築をはじめ、展示ケースの改修やLED照明の更新など展示環境の整備、そして国宝「油滴天目茶碗」専用の独立ケースの導入などを実現しました。
リニューアルを記念した本展では、 大阪市立東洋陶磁美術館 (MOCO=モコ)が世界に誇る「安宅(あたか)コレクション」や「李秉昌(イ・ビョンチャン)コレクション」を中心に、当館所蔵の珠玉の東洋陶磁コレクションなど約380件を、装い新たにご覧いただけます。

歴史
1980年に大阪市が住友グループ21社から安宅コレクション寄贈の申し出を受け、美術館の建設を構想。1982年11月6日に 大阪市立東洋陶磁美術館 が開館しました。これをベースに多くの寄贈コレクションが加わり、新館も増築され今に至ります。
安宅コレクションは旧安宅産業(1904〜1977)の安宅英一(1901〜1994)氏による東洋古陶磁の収集で,とりわけ韓国陶磁では世界に類を見ないコレクションです。また様々な企画展も開催されています。
コンパクトですが気持ちの良い端正な空間がとても素敵な建物です。

それともう一つこの美術館のホームページにある「鑑賞の手引」は陶磁器についての入門用の情報が、わかりやすく簡潔にまとめられています。関心がある方はご一読ください。

概要(大阪市立東洋陶磁美術館のホームページより)
大阪の都心部に広がる緑と水の空間、中之島公園。
大阪市立東洋陶磁美術館は、その緑に溶け込むように建っています。
この美術館は、世界的に有名な「安宅コレクション」を住友グループ21社から寄贈されたことを記念して大阪市が設立したもので、1982(昭和57)年11月に開館しました。
館蔵品は「安宅コレクション」の中国・韓国陶磁を中心に、「李秉昌(イ・ビョンチャン)コレクション」の韓国陶磁、濱田庄司作品などの寄贈や、日本陶磁の収集などにより、東洋陶磁のコレクションとして世界第一級の質と量を誇っています。
このなかには、2件の国宝と13件の重要文化財が含まれています。
また、ペルシア陶器、鼻煙壺など関連分野のコレクションの寄贈によっても館蔵品の充実が進んでいます。
展示では、代表的な作品約300件によって中国、韓国、日本の陶磁などを独自の構成と方法により系統的に紹介しています。
年1~2回の特別展では専門的なテーマのもとに、学術的水準と芸術性の高さを保ちながら、魅力ある内容の展示をめざしています。
作品の魅力をこころゆくまで鑑賞していただけるよう、自然採光展示ケース、回転式展示台、免震展示台など展示設備にもさまざまな工夫をこらしています。
当館は東洋陶磁を中心とした質の高いコレクションを通して、美的体験の場を提供し、豊かな感性の育成と教養の向上に貢献していきます。

住 所 〒530-0005大阪市北区中之島1-1-26
問合せ TEL: 06-6223-0055
アクセス ・京阪中之島線「なにわ橋駅」1号出口すぐ
・地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋駅」1号出口、
地下鉄堺筋線・京阪本線「北浜駅」26号出口各駅から約400m 大阪市中央公会堂東側
料金 一般:1,600円(団体1,400)、大学生・高校生:800円(団体700)
※団体:20名以上
※現在開催中の展覧会の料金です。こちらの料金で館内の展示すべてご観覧いただけます。
開催中の展覧会については、展覧会情報をご覧ください。
※中学生以下、障がい者手帳など(スマートフォン向け障がい者手帳アプリ「ミライロID」を含む)をお持ちの方(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方(要証明)は無料になります。(ただし、スマートフォン画面にて必要な情報が確認できない場合は、障がい者手帳原本のご提示をお願いします。)
URL https://www.moco.or.jp/
利用時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月28日~1月4日)
展示替え期間

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