龍谷ミュージアム 2024/1/9〜2/12 「 特集展示: 眷属(けんぞく) ほとけにしたがう仲間たち 」
展覧会概要
シリーズ展「仏教の思想と文化」では、インドで誕生した仏教がアジア全域に広まり、日本の社会にも根づいていく約2500年の歩みを、大きく「アジアの仏教」と「日本の仏教」に分けて紹介します。
今回の特集展示は「 眷属(けんぞく) 」がテーマです。
眷属は、仏菩薩など信仰の対象となる主尊に付き従う存在です。彫刻・絵画では主尊のまわりを囲むようにあらわされ、仏法を守護したり、主尊を信仰する者に利益を与えたりする役割を担っています。代表的な眷属として、釈迦如来に従う八部衆、薬師如来の十二神将、不動明王の八大童子などが挙げられます。インドの神々にルーツを持つものも多く、武将や貴人、子どものほか、動物や鬼のような姿など、その造形は多彩でとてもユニークです。本展では、仏教美術における名脇役ともいえる眷属に焦点をあて、その個性豊かな姿を紹介します。
展示構成
《第1部 アジアの仏教》
インドで仏教が誕生し、アジア全域に広まる
・仏教誕生・・・釈尊(ガウタマ・ブッダ)の生涯とその教え
・仏教の広がり・・・インドから中央アジア、東南アジア、東アジアへ
・多様な仏教・・・出家修行者と在家信者が織りなす多様な仏教世界
《第2部 日本の仏教》
日本へ仏教が伝来し、日本社会に根付く
・仏教伝来・・・仏教伝来にかかわる史実と伝承
・国家と仏教・・・国家政策としての仏教導入と貴族社会への浸透
・仏教文化の円熟と日本的展開・・・日本国内での仏教の歩みの上に新たに醸成され、幅広い階層に受け入れられていった仏教の諸相
- 展覧会名
- シリーズ展「仏教の思想と文化 -インドから日本へ-
特集展示:眷属―ほとけにしたがう仲間たち―」 - 会場
- 龍谷ミュージアム
- 会期
- 2024年1月9日(土)~ 2月12日(日)
休館日:月曜日(ただし、2月12日は開館) - 会館時間
- 10:00 ~ 17:00 ※最終入館受付は16:30まで
※最終入館受付は閉館30分前まで - 入館料
- 一 般550(450)円
シニア 450(350)円
大学生 400(300)円
高校生 300(200)円
中学生以下:無料
障がい者手帳等の交付を受けている方及びその介護者1名:無料
(手帳またはミライロIDを受付にてご提示ください)
※シニアは65歳以上の方
※( )は前売り・20名以上の団体料金 - 【前売り券取り扱い】 2023年12月1日(金)~ 2024年1月8日(月)
龍谷ミュージアムHPで販売 - TEL 075-351-2500
URL 龍谷ミュージアム|公式サイト
https://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/2023/series_13/ - 主催・後援
- 主催
龍谷大学 龍谷ミュージアム、京都新聞
協力
龍谷大学親和会、龍谷大学校友会