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龍谷ミュージアム のぞいてみられぇ!“あの世”の美術 ―岡山・宗教美術の名宝Ⅲ― 2022/7/16〜8/21

のぞいてみられぇ!“あの世”の美術 での曼荼羅や仏像は、コンセプトチャートでありコンセプトを伝えるためのシンボル。伝えるものは仏の教え・宇宙の真理。僧侶や比丘尼が解説者。全体でデザインされたメディア。美しいほど効果的です。そう考えると、今日まで伝わってきたシンボルの影響力は驚異的です。「もし日本に仏像がなかったら」とは考え難いことです。  いや、それ以上にこの国へ及ぼした、仏教の影響力は強大です。しかしこの先も続き得るのか? 等々考えながら見るのはいかがでしょう?

展覧会概要

(龍谷ミュージアムホームページより)
「岡山・宗教美術の名宝」シリーズ第3弾は、岡山県の寺社・個人からお預かりした寄託品の中から、「法然上人」・「地獄・極楽」・「熊野比丘尼」の3つのキーワードを軸に、岡山県下の浄土教美術をクローズアップします。

浄土宗の宗祖・法然上人(1133~1212)は美作国久米(現在の岡山県久米郡)の出身で、親鸞聖人の生涯の師として仰がれる高僧です。法然上人の生涯を描いた絵巻「法然上人伝法絵」(鎌倉時代、岡山県立博物館)を中心に、日本浄土教の礎を築いた法然上人の生涯に迫ります。

次に、「重文 阿弥陀二十五菩薩来迎図」(鎌倉時代、瀬戸内市・遍明院)や、「重文 地蔵十王図」(室町時代、総社市・宝福寺)など、岡山県に伝わる地獄・極楽をテーマにした絵画の優品をご紹介します。
また、旧邑久郡の下笠加(現在は瀬戸内市)は、江戸時代に「熊野観心十界曼荼羅」などの絵を絵解きし、諸国を旅した宗教者「熊野比丘尼」の拠点のひとつとなりました。ここでは熊野比丘尼の末裔たちが受け継いだ、彼女たちの活動を物語る貴重な資料群を展示します。

展示構成

第1章:法然さん ーBorn in 岡山!ー
浄土宗を開いた法然上人、実は岡山生まれの岡山育ち。
「法然上人伝法絵」などから法然さんの波乱万丈の生涯に迫ります。

第2章:地獄・極楽@岡山
すてきな来世に願いを込めて・・・
「阿弥陀二十五菩薩来迎図」は「十王図」など、岡山ゆかりの浄土教美術の優品をご覧あれ。

第3章:熊野比丘尼のふるさと
岡山には、“熊野比丘尼”たちの活動拠点がありました。
みんな大好き「熊野観心十界曼荼羅」をはじめ、比丘尼の末裔が伝える貴重な資料を展示します。

展覧会名
のぞいてみられぇ!“あの世”の美術―岡山・宗教美術の名宝Ⅲ―
龍谷大学 龍谷ミュージアム
2022年7月16日(土)〜2022年8月21日(日)
休館日:月曜日(ただし、7月18日は開館)、7月19日
開館時間
10:00 ~ 17:00
※最終入館受付は16:30まで
入館
一 般 900(700)円
高大生 500(300)円
小中生 200(100)円
小学生未満:無料
障がい者手帳等の交付を受けている方及びその介護者1名:無料
(手帳またはミライロIDを受付にてご提示ください)
※( )内は前売り・20名以上の団体料金

【前売券取り扱い】

2022年6月24日(金)~7月15日(金)
ローソンチケット(Lコード 51621)、チケットぴあ、セブンチケットほか主要プレイガイドで販売。

主催・特別協力・後援
主催
龍谷大学 龍谷ミュージアム、朝日新聞社、京都新聞
特別協力
浄土真宗本願寺派、本山 本願寺
後援
京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、(公社)京都府観光連盟、(公社)京都市観光協会、NHK京都放送局、KBS京都、エフエム京都、岡山県教育委員会、RSK山陽放送、山陽新聞社、TSCテレビせとうち

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