竹中大工道具館 2022/ 10/ 1~ 12/ 4:石井春 アズレージョ と空間
竹中大工道具館は、その名のとおり建築や大工道具に関わる様々なイベントを開催されています。新神戸駅近くの、素敵な庭と建物はお気に入りです。また様々なものを制作できる工作室があることは素晴らしい特徴です。定期的にワークショップを開催されたり、企画展に合わせて利用されることもあります。今回も アズレージョ を制作することができるようです。(要事前申込)ちなみにポルトガル語の「azul」は青を意味します。
開催情報
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、会期や開催時間、イベント情報等が変更となる可能性があります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
開催趣旨
白地にブルーの彩色が鮮やかなポルトガルの装飾タイル「アズレージョ」。その美しさに魅せられてポルトガルに渡り、伝統技法を学んだ造形作家の石井春は、日本人ならではの感性を加えて、アズレージョを用いたオブジェをつくり続けています。古めかしい装飾タイルがいかにして空間を彩る現代アートになるのでしょうか。最新作を通してその秘密にせまります。
プロフィール
石井春(いしい・はる)
造形作家。1980 年アート活動開始。1995 年からポルトガルにてアズレージョ 制作を始める。2010 年ポルトガル大統領よりメリット勲章を授与。主なコミッ ションワークに島根県立しまね海洋館アクアス(1999)、安田女子大学(2007)、 京都水族館(2012)、オリックス劇場(2013)など。ポルトガルの国立アズレージョ 美術館や国立水の美術館に作品が収蔵されている。
展示の見所
造形作家・石井春の最新作 9 点を本邦初公開
アズレージョを用いた造形作家として知られる石井春の最新作を9点展示しま す。2019 年にポルトガル国立水の美術館(Museu da Agua)にて展示された大型の作品《航海の贈物》をはじめとしてコロナ禍の中、日本で構想を練った大 型の最新作《一畳台目茶室》《しづく》《水面の景色》(いずれも2022年制作) 等を展示します。陽光あふれる竹中大工道具館の1Fホールにて光り輝くタイル 作品をご鑑賞いただければと思います。会場ではあわせて石井春さんのインタ ビュー映像を上映し、作品に込められた意図や制作工程を深く理解できるようになっています。
アズレージョの基礎知識を解説
日本では馴染みがないポルトガルの伝統タイル・アズレージョについての基礎 知識をタイル実物と写真スライドショーにて詳しく解説します。石井春の作品は現代的な作風ですが、その背景にはポルトガルのタイルを愛する国民性と伝統的なものづくりの精神があることが理解できるようにしました。
石井春とともにアズレージョタイルをつくるワークショップを開催
展覧会開催を記念して、作家本人の指導のもと、アズレージョ風にタイルの絵付けを行うワークショップを開催します。絵付けが終わった作品は後日、焼き上げてお送りします(日本国内の素材と窯でつくります)。
関連イベント
石井春さんとつくるアズレージョタイル
ポルトガルの装飾タイル「アズレージョ」の技法を用いてオブジェ作品をつくり続けるアーティスト石井春さんの指導のもと、素地に絵付けをして、オリジナルデザインのタイルをつくります。 ※タイルと絵具は日本製を使用します。
※小学生は保護者(1 名)要同伴、保護者とペアでの参加となります。
※動きやすく汚れてもよい服装(エプロン等)でお越しください
関連イベント申込方法
■イベントページ
こちらよりお申し込みください。
■往復ハガキ(ハガキ1枚につき1名様まで)
[往信用裏面]
①イベント名・希望日時 ②参加者氏名(フリガナ) ③郵便番号・住所 ④電話番号 ⑤年齢 ⑥利き手
[返信用表面]
宛先に申込者の郵便番号・住所・氏名を記入。
裏面は未記入のこと。
[申 込 先]
〒651-0056神戸市中央区熊内町7-5-1
竹中大工道具館イベント係
※ハガキ 1 通につき 1 名様までお申し込みいただけます。
※参加可否の詳細は締切日以降 10 日程度でご連絡いたします。
※ご記入いただいた情報は厳重に管理し、イベント以外の目的には使用いたしません。