兵庫県立美術館 2021/7/10〜8/29アイノとアルバ 二人の アアルト
私が学生の頃初めて知った北欧の建築家です。その頃の日本ではコルビジェの名前の方が通りが良かったのですが、日本の気候、風土には アアルト の方がマッチするような気がして、私のフェバリットデザイナーとなりました。そのころはアルバ・アアルトのことしか知りませんでしたが、この展覧会でアイノの力を再認識することとなりました。
展覧会で建築空間を再現することはむづかしいのですが、動画や模型を使い工夫して表現してあります。またアアルトは多くの家具やガラス製品をデザインしており、その多くを一堂に見ることができるのはとても刺激的でした。
概要(兵庫県立美術館のホームページより)
モダニズムの建築家として世界的に活躍したアルヴァ・アアルト(1898-1976)には、25年間にわたりデザインパートナーとして対等な関係にあった妻アイノ・アアルト(1894-1949)がいました。現在、アルヴァの業績とされている多くの作品には、アイノの思想や影響が多分に生かされていたことが明らかになっています。二人は、「日常の暮らしにこそデザインが必要である」という思想から、フィンランドの環境特性に基づき、自然のモチーフを取り入れたデザインで建築設計をはじめ、家具、グラスウェアなど現在も愛される名品を数多く残しました。本展では、このように互いに影響しあい、補完しあいながら制作を行ったアアルト夫妻の業績を、二人の出会いからモダニズムの潮流を受けて機能主義へと至り、更に国際舞台での活躍に続く過程までをご紹介します。
展覧会では、アアルト・ファミリーコレクションとアルヴァ・アアルト財団の全面的な協力を受け、貴重なデッサンや図面のみならず、公私ともにパートナーであった二人の軌跡を記録する写真なども展示します。
展覧会概要
- 展覧会名
- アイノとアルヴァ 二人のアアルト
フィンランド-建築・デザインの神話 - 会期
- 2021年7月10日(土)~8月29日(日)
- 会場
- 兵庫県立美術館 企画展示室
- 開催時間
- 午前10時-午後6時(金・土曜日は午後8時まで)
入場は閉館30分前まで - 休館日
- 月曜日(ただし8月9日[月・振休]は開館、翌10日[火]は休館)
- 入館料
- 当日
一般 1,600円
大学生 1,200円
高校生以下 無料
70歳以上 800円
障がいのある方 一般 400円
障がいのある方 大学生 300円
※予約優先制です。詳細はこちらからご確認ください。
※予約についてのお問い合わせ TEL 078-262-1011
※障がいのある方1名につき、介護の方1名無料です。
※コレクション展は別途観覧料が必要です。(本展とあわせて観覧される場合は割引があります)。
※団体鑑賞をご希望の場合は事前にご連絡ください。 - 主催
- 兵庫県立美術館、毎日新聞社
- 共催
- 公益財団法人 ギャラリー エー クワッド
- 特別協力
- アアルト・ファミリーコレクション(アルヴァ&アアルト・エステート)、アルヴァ・アアルト財団、公益財団法人 竹中育英会
- 後援
- フィンランド大使館、フィンランドセンター
- 特別協賛
- 公益財団法人伊藤文化財団、公益財団法人日本教育公務員弘済会 兵庫支部
- 企画協力
- S2株式会社
- 協力
- SNORK MODERN AND CONTEMPORARY