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大阪日本民芸館
大阪日本民芸館 は、1970年の大阪万博のパビリオンから始まったたこじんまりとしたミュージアムです。私にとっては、大量生産や工業化に疑問を提し、生活の質を求めて来た「民藝運動」を具体的な「モノ」として確認できる場所であり、細いながらも今も引き継がれている産地の情報を得る場所でもあります。それは、今後持続可能な社会や暮らしを考える上で、なんらかの参考になるかもしれません。できるだけ大阪日本民芸館が続いていくことを願います。
ちなみにここのショップでは、民藝運動に関わった様々な産地の製品や日本民藝協会の機関誌「民藝」が販売されています。
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大阪日本民芸館について
(大阪日本民芸館のホームページより)
1970年 日本万国博覧会のパビリオンとして建設
1971年 大阪日本民芸館として開館
敷地面積 3.070.035m2
初代館長 濱田庄司(はまだ しょうじ)
二代目館長 柳宗理(やなぎ むねみち)
万博終了後、展示館の建物を引き継いで、柳宗悦(*)(やなぎ むねよし1889-1961)の提唱した「民藝運動」の西の拠点として装いも新たに開館したのが、大阪日本民芸館です。正面には、「平和のバラ園」「日本庭園」「国立民族学博物館」などの文化施設群があり、緑に包まれた万博記念公園の文化的心臓部に位置しています。
民芸館の建物は鉄筋コンクリート造りの平屋建(一部二階)で、三角形の敷地いっぱいにひろがり、展示室は回廊式で第一展示室から第四展示室へ自然な流れに沿ってゆったりと鑑賞できる構造になっています。建物に囲まれた中庭は石敷で、全国各地の壺・甕・鉢がほどよく配された野外展示場として簡素な趣を呈しています。
初代の館長は、柳宗悦とともに民藝運動を推進してきた陶芸家の濱田庄司(*)(1894-1978・人間国宝)。二代目館長は、日本民藝館(東京・駒場)の名誉館長、工業デザイナーの柳宗理(1915-2011)(*)が1978年に就任しましたが、2011年3月末に退任しております。
展示は、大阪日本民芸館と日本民藝館(東京・駒場)等の収蔵品を中心に、陶磁器、染織品、木漆工品、編組品など国内外の民藝品を展観する特別展を、年2回(春季と秋季)開催しています。また、催事として特別展ごとに〈記念講演会〉を行っています。
住 所 | 〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園10-5 千里・万博公園内 |
問合せ | 公益財団法人 大阪日本民芸館 電話:06-6877-1971 FAX:06-6877-1973 |
アクセス | ■大阪モノレール/「万博記念公園駅」下車徒歩約15分、「公園東口駅」下車徒歩約10分。 ■バス/阪急茨木市駅・JR茨木駅・北大阪急行千里中央駅から路線バスで「日本庭園前」下車徒歩約10分 ■お車/万博記念公園内「日本庭園前駐車場」(有料)から徒歩約5分 |
入館料 |
一般710円・高大生450円・小中生100円(20名以上は団体割引) ※障がいがある方、被爆者の方、特定疾患及び小児慢性特定疾患がある方とその介助者の方(被介助者1名につき1名)は入館が無料となります。窓口で「身体障がい者手帳」「療育手帳」「精神障がい者保健福祉手帳」「被爆者手帳」「原爆手帳」「特定疾患医療受給者証」または「小児慢性特定疾患医療受給券」をご提示ください。また、ひとり親家庭世帯員の方は入館が無料となります。遺族年金等公的年金または児童扶養手当を現に受給しているひとり親家庭の方で都道府県知事等の発行した証明書をご提示ください。 ◎大阪日本民芸館の観覧券を購入された方は、日本庭園・自然文化園も入園できます。 |
URL | https://www.mingeikan-osaka.or.jp/ |
開館時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週水曜日、年末年始、展示替え、夏期休館・冬期休館(随時)あり |