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大阪市立東洋陶磁美術館
大阪市立東洋陶磁美術館は2023年秋ごろまで改修工事のため、長期休館中です。
1980年に大阪市が住友グループ21社から安宅コレクション寄贈の申し出を受け、美術館の建設を構想。1982年11月2日に 大阪市立東洋陶磁美術館 が開館しました。これをベースに多くの寄贈コレクションが加わり、新館も増築され今に至ります。
安宅コレクションは旧安宅産業(1904〜1977)の安宅英一(1901〜1994)氏による東洋古陶磁の収集で,とりわけ李朝陶磁では世界に類を見ないコレクションです。また様々な企画展も開催されています。
コンパクトですが気持ちの良い端正な空間がとても素敵な建物です。喫茶サロンも併設され大阪市中央公会堂、堂島川を見ながらぼんやりできる僕のフェバリットカフェの一つです。
それともう一つこの美術館のホームページにある「鑑賞の手引き」は陶磁器についての入門用の情報が、わかりやすく簡潔にまとめられています。関心がある方はご一読ください。
概要(大阪市立東洋陶磁美術館のホームページより)
大阪の都心部に広がる緑と水の空間、中之島公園。
大阪市立東洋陶磁美術館は、その緑に溶け込むように建っています。
この美術館は、世界的に有名な「安宅コレクション」を住友グループ21社から寄贈されたことを記念して大阪市が設立したもので、1982(昭和57)年11月に開館しました。
館蔵品は「安宅コレクション」の中国・韓国陶磁を中心に、「李秉昌(イ・ビョンチャン)コレクション」の韓国陶磁、濱田庄司作品などの寄贈や、日本陶磁の収集などにより、東洋陶磁のコレクションとして世界第一級の質と量を誇っています。
このなかには、2点の国宝と13点の重要文化財が含まれています。
また、ペルシア陶器、鼻煙壺など関連分野のコレクションの寄贈によっても館蔵品の充実が進んでいます。
展示では、代表的な作品約300点によって中国、韓国、日本の陶磁などを独自の構成と方法により系統的に紹介しています。
年1~2回の企画展、特別展では専門的なテーマのもとに、学術的水準と芸術性の高さを保ちながら、魅力ある内容の展示をめざしています。
作品の魅力をこころゆくまで鑑賞していただけるよう、自然採光展示ケース、回転式展示台、免震展示台など展示設備にもさまざまな工夫をこらしています。
当館は東洋陶磁を中心とした質の高いコレクションを通して、美的体験の場を提供し、豊かな感性の育成と教養の向上に貢献していきます。
住 所 | 〒530-0005大阪市北区中之島1-1-26 |
問合せ | TEL: 06-6223-0055 |
アクセス | ・京阪中之島線「なにわ橋駅」1号出口すぐ ・地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋駅」1号出口、 地下鉄堺筋線・京阪本線「北浜駅」26号出口各駅から約400m 大阪市中央公会堂東側 |
料金 | 一般:1,400円(団体1,200)、大学生・高校生:700円(団体600) ※団体:20名以上 ※現在開催中の展覧会の料金です。こちらの料金で館内の展示すべてご観覧いただけます。 開催中の展覧会については、展覧会情報をご覧ください。 ※中学生以下、障がい者手帳など(スマートフォン向け障がい者手帳アプリ「ミライロID」を含む)をお持ちの方(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方(要証明)は無料になります。(ただし、スマートフォン画面にて必要な情報が確認できない場合は、障がい者手帳原本のご提示をお願いします。) |
URL | https://www.moco.or.jp/ |
利用時間 | 9:30~17:00(入館は16:30まで) |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始(12月28日~1月4日) 展示替え期間 |