大阪市立美術館:リニューアル記念特別展「日本 国宝 展」の記者発表会に行ってきました
大阪市立美術館 が2年以上の大規模改修工事を経て、本年4月にリニューアルオープンを迎えます。その最初の展覧会、大阪・関西万博開催記念 大阪市立美術館 リニューアル記念特別展「日本 国宝 展」が2024年4月26日(土)から始まります。その記者発表会に行ってきました。
今日ではとても不可能なことなのですが、前回の関西万博では、世界の宝といえるような美術品が大阪に集まりました。今回は「日本 国宝 展」とともに京都国立博物館で「日本、美のるつぼ―異文化交流の軌跡ー」、奈良国立博物館で特別展「超 国宝 ー祈りのかがやきー」が同時期に開催されます。関西に日本の素晴らしい 国宝、美術品が集結することになりました。これもまたと無いことだと思います。近づきましたら展覧会の紹介もさせていただきます。是非。
■以下にミュージアムからの紹介を記載しておきます。
昭和 45 年(1970)以来、大阪の地で 2 度目となる国際博覧会が開催されるこの年、大阪市立美術館は昭和 11 年 (1936)の開館後初めて、2年以上に及ぶ大規模改修を経て、リニューアルオープンを迎えます。
このふたつの記念すべき事業に合わせて企画された本展では、「 国宝 」という類い稀なる宝と<出会い>、感動を共有することで、国や地域を超え日本文化への理解を深める契機となることを目指しています。
本展は約 130 件1もの国宝が一堂に集まります。生み出された時代を表す鏡でもある美術工芸品、そしてその頂点と もいうべき国宝を通じて日本の美の歴史をたどる、稀有にして贅沢な機会となることでしょう。また、リニューアルオープ ンと万博の開催が重なるまたとない機会に、初めて大阪で開かれる国宝展であることから、大阪ゆかりの 国宝 もまとめてご紹介します。
すべて最初から国宝だったのではなく、何百年あるいは何千年もの時を越えて奇跡的に今に伝わり、国の至宝となっ たものばかりです。この奇跡を可能にした、守り伝えていこうとする人々の熱い想いとたゆまぬ努力を継ぐべく、文化財 を未来へ伝えていくことの意義についてもご紹介します。