竹中大工道具館 2026/ 10/3~ 12/13:木の生命、かたちへ — ジョージ・ナカシマ と職人たち
ジョージ・ナカシマ 氏をご存知ですか?アメリカ生まれの日系二世です。建築を学び、フランク・ロイド・ライトの高弟である、アントニン・レーモンドの東京事務所に入所。建築家としてのキャリアをスタートさせましたが、当時の建築現場の施工方法や構造に失望し、「最初から最後まで自分の手で完全に統合できるもの」として家具制作の道へ専念。木に「第二の命」を与えるというコンセプトで、ものづくりを実践し世界的な評価を得ました。森や木を考える時の一つのリファレンスとなる展覧会だと思います。是非。
●プレゼント
竹中大工道具館様のご好意により、ペア2組の入場チケットをご提供いただきました。ご要望の方はこのサイトの「お問い合わせ」からお知らせください。郵送いたします。先着順とさせていただきます。
展覧会概要
一本の木には、それぞれ固有の形と表情があります。 ジョージ・ナカシマ (1905–1990)は、その個性を生かす家具を追求した家具デザイナーであり木工家です。節や割れ、年輪のゆらぎを受け止めて生まれる造形は、工業製品とも工芸品とも異なる存在感を放ち、そこには素材への深い敬意に根ざしたものづくりの思想が息づいています。
本展では、60年以上にわたり唯一日本で ナカシマ の家具を製作し続ける香川県・桜製作所の現場に焦点を当てます。一本の木を見極め、かたちへと導く職人仕事から浮かび上がるのは、大量生産や模倣とは一線を画す、素材と向き合う誠実なものづくりの姿です。木の生命を「かたち」へと導く職人たちの営みに触れ、ものを使い継ぐ豊かさを見つめ直す契機となれば幸いです。